茨水会会長 石塚 長治
間もなく20世紀とは別れを告げ21世紀に入ろうとしてます。
北大ボート部も55年の歴史を刻んだ訳です。この半世紀、今想えば光陰矢の如く、創成期の姿を知る者として今日の成長振りには感慨一入なものがあり、その折々のボート部を支えた先輩諸兄の陰日向ないご指導の数々を先ずは忘れてはならないと思います。
昨年11月、茨水会規約を改正し選出された理事が中心となり組織の活性化を図ることとし、既に一年が経ちましたが、この間各理事は生業に携わりながら相互連携の密度を高められ会議の内容も充実、事務局(会計・名簿管理・会報発行・情報管理等)の方々も黙々と担当する役割を全うして頂きました。
また「北大の優勝に賭ける大事業」に係わる各委員、とりわけ学年幹事の皆様には相次ぐお願いに対し快く引き受けられご尽力下さいましたこと、この紙面を借りて感謝申し上げます。
更にボート部主催のイベント実行に当たり、東北戦における伏籠川の水路確保などに多くの会員諸兄が裏方として活躍し、私が承知せぬ分野・局面でも数多の会員諸兄がご苦労を重ねたものと推察し、ここに深甚なる敬意を表する次第です。
さて、今シーズンは「インカレにエイト出漕せず」を巡って数々のご意見が寄せられましが、これ総てが「北大クルーをして勝利へ」の熱き想いであると受け止めたく存じます。また来シーズンはボート部としてコーチング体制を一部見直し現役部員の「自主性」を昂めるとの方針転換を致しましたが、これまた現状に甘んずることなく21世紀に向け飛躍するステップとして捉え、暖かく看守って行きたいとおもいます。
今シーズン中、何人かの会員諸兄から小生に書面或いはメールでそして口頭にて建設的なご意見頂き感謝しております。
茨水会の運営は、「三人寄れば文殊の知恵」の諺通り「意思の疎通」こそ第一義と認識しておりますので、引き続き会員の皆様からの忌憚のないご叱声をお願い致す次第です。
来シーズンは中央クルーのレベルアップを見るにつけ、端的に云って勝利するには生半可な鍛練では到底及びもつかないと思っており、当然現役諸君はこの事態を正面から実感し、監督・コーチはいよいよ旧に倍しての指導強化に乗り出すものと思います。
会員の皆様には部創立50年記念行事、そして今回の「大事業」と相次ぐ協力要請で恐縮の極みですが「私達を育てて呉れたボート部」の大いなる活躍を期待し、今後ともご支援の程お願い致します。
現役諸君はこの「我々の熱意」を感得し、やがては彼らが次世代の後輩を育てる人材に成長するであろう事を夢見るのも、また楽しからずやです。