第14号

1999年7月10日発行

〒061-3362 石狩市生振367 北海道大学漕艇部 Tel 0133-64-3044

全日本軽量級選手権 金、銀、銀! 7月2日〜4日 総括  主将 小山剛志(エイト、整調)

 まず結果からみると、男子エイト、無しペア準優勝、女子付きフォア優勝と非常にすばらしい成績を収めま した。では内容はどうだったのでしょうか。女子付きフォアに関しては出漕クルーは2クルーとむしろ順位よ りもタイムが気になるところですが、微順風の好コンディションながら目標とした7'40゛に7秒も届きませんでした。「優勝だ!」と喜ぶより前に、 インカレへの危機感がつのります。  逆に男子無しペアは優勝こそできなかったものの、決勝でハイレベルなレースを展開し、目標の7分を切りました。男子エイトは予選、敗復、決 勝とレースごとに艇速が伸びていきました。このような現象は北大にはなかったもので、本番に力を出せないといった北大の悪い伝統が打ち破れつ つあるのを感じます。  「伝統」にも関わることですが、今回は“負け癖”というものを感じました。ラスト500mの一番苦しい所で並んだとき、相手が徐々に出てきたと き、「ああやっぱり負けるのか」という考えが頭に浮かばなかったでしょうか?負けなれているいるクルーが競ると弱いというのはこういう理由から だと思います。「絶対勝つ、勝つのは俺たちだ」と強い気持ちでいかなければ。  最後に今回の遠征で最もすばらしかった点として、チームのユニフォーミティの高さ、マネージャの優秀さqを挙げたいと思います。クルーは 違ってもみんなで応援し合うという姿勢は当たり前のようでいて今まではおろそかになりがちでした。また、マネージングに関しては大変スムーズ に行われたようで選手たちは安心してレースに集中することができました。インカレでもこのような完成度の高いチームで挑みたいと思います。

M2-(渡辺正明・高村)

決勝

2バスターズクルー 3  1'44"28  3'32"44  5'17"55  7'00"11

3明治生命     1  1'44"08  3'29"68  5'15"57  6'57"14

4北大       2  1'43"65  3'28"39  5'14"27  6'59"07

5東北大      4  1'41"66  3'29"43  5'17"76  7'00"88

W4+(山田・赤木・外川・丹羽・塚原)

決勝

3南山大 2  2'01"65  4'07"00  6'13"83  8'22"20

4北大  1  1'55"00  3'51"99  5'50"92  7'47"41

M8+(山根・小山・佐々木・菊地・島村・芦立・廣田・岸岡・菱沼)

決勝

2一橋大   4  1'33"45  3'12"01  4'55"34  6'40"55

3鹿児島大  3  1'34"94  3'10"03  4'47"29  6'27"06

4東京経済大 1  1'31"81  3'06"60  4'45"20  6'20"39

5北大    2  1'29"92  3'04"81  4'45"00  6'24"67

軽量級選手権決勝レース回想 2年目 廣田州弘

 『スタート2分前』、緊張が最高潮になる。2レーン一橋大、3レーン鹿児島大、4レーン東京経済大、5レーン北大。相手は予選で負けた東経の み。でもスタートで頭を取れば絶対勝てる。CONSTANTのRATEを絶対に落とさないこと。スパートで絶対に上げること。レース前からみんなで決めた 事を頭に思い浮かべる。「いくぞ。」「決めるぞ。」、9人で声を掛け合う。今日は朝から負ける気がしなかった。自分達が一着でゴールする瞬間をも う一度思い描く。絶対に勝てる。快晴。風は横風から少し逆風。悪いコンディションではない。オールを握る手に力が入る。「落ち着け。」「見せ付 けてやれ。」スタート前にいつも思い浮かべる言葉で自分を落ち着ける。『スタート用意』、気合いが入る。『用意、GO』、力強いスタートが決 まる。スタ力10本。Rate2枚落ちでまた10本。まだ横に並んでいる。スタ力を5本追加する。250mすぎでカンバス差。頭一つ出た。「よし、決まっ た。予定通りだ。いけるぞ。」750mで予定通り1回目の足蹴り。差がさらに広がる。半艇身から4分の3艇身。1000m通過。艇差変わらず。1000mか ら1250mは集中。1250mで2回目の足蹴りがある。相手もスパートで仕掛けてくる。「早く足蹴りこい」気持ちがはやる。1250m、足蹴り5本。思い 通りに艇速が上がらない。一気に苦しくなる。じりじりと差が縮まる。「ここで抜かれたら負けだ。どうにかふんばれ。食らいつけ。」でも艇速に 差があった。1500m通過。艇差が逆転した。1600m〜1800m。みんなで考えたレースプランの中のKeyWord「絶対勝つ。」でも体が動かな い。苦しい。死ぬほど苦しい。応援と歓声が耳に入ったような気がした。でも聞こえたのかどうかは覚えていない。もう必死だった。あとは気力だ け。1800mからKeyWord「Final Attack」。Maxを出すんだ。でも思い通りに体が動かない。苦しい。相手もスパートを仕掛ける。差が広がった。「負 けたくない」。強く思ったが、苦しみもMaxになる。苦しかった。結局あげきれずに、そのままほぼ1艇身差でゴール。2着。苦しさと悔しさで気持 ち悪かった。隣のレーンで喜んでいる東経大も、最後に上げきれなかった自分も恨めしかった。ボートを始めてから初めてこんな悔しい思いをし た。  表彰式でメダルを首に掛けてもらった。銀色。思っていたよりずっしりと重かった。でもこれで満足したわけでは決してない。金色のはこれより 重いのかな。今度はあの大きな優勝カップももらえるようになりたい。

小樽商科大学定期戦 勝利! 6月26日 総括  主務  松崎 龍

 先月末に行われた商大戦は、我々の行いがよかったのか定期戦には珍しく快晴に恵まれ、絶好のコンディションで行われました。結果は下にあ るようにOBレース以外は全種目勝利。OBクルーに関しても、平均年齢にかなりの隔たりのある状況ではすばらしいレースを見せていただけたと思 います。協力いただいた山口理喜三さんには大変感謝しております。ありがとうございました。   各レースとしては、新人は男女とも楽しそうでなによりでした。F4+ VSダイカ招待レースは、レートに大きな差がありましたが道内では最強 と言われていたダイカに勝てたことは大きかったと思います。M2−、4+に関しては少々物足りなさを感じました。エルゴで出せる力をまだまだブ レードに伝えられてないといった感じです。   そして対校エイト。軽い順風の吹く中大差で勝利しましたが、早い水をつかめない技術的に不満の残るレースだったかと思います。審判長の東 乙比古氏から厳しいコメントをいただきましたとおり、クルーとして未熟さが目立つ結果でありました。当日は多くのOBの方々、応援団の方々にも来ていただき、我々も心強く思いました。ありがとうございました。

M8+ (山根、渡辺(隆)、高村、渡辺(正)、小山、菊池、島村、芦立、廣田)

北大  6'02''33

商大  6'22''06

新人M4+

北大  8'03''69

商大  9'02''68  

M4+(今山、金留、荘司、岸岡、菱沼)

北大  7'10''07

商大  7'19''39

新人女子KF4+ 1000m

北大A  5'08''45

歯学部  5'15''90 北大B  5'40''67

M2-(梶原、巣河)

北大 7'30''94

商大 8'00''76

F4+ (山田、赤木、外川、丹羽、塚原)

北大 7'41''79

ダイカ 7'47''42

インカレまでの予定

7月17日 観漕会

7月24日、25日 国体予選(網走)

7月31日 東北大学定期戦(貞山堀)

8月6日〜9日   網走新人合宿(網走)

8月26日〜29日 全日本大学選手権、オックスフォード盾レガッタ

対東北大学定期戦(7月31日、宮城県岩沼貞山堀)

伝統の一戦が目の前にせまってきました。昨年ホームで21連敗というとりつかれたような呪縛から解き放たれましたが、今年はアウェーで文句 無しの真の勝利をつかみたいと思います。当日はぜひぜひ応援に来ていただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。

プログラム:

9:30  開会式

10:00 F1×(丹羽・農3)

10:30 F2−(対校)(赤木・工2、外川・文3)

11:00 新人KF4+(岸岡・農2、菱沼・農4)

12:00 4+(渡部・工2、荘司・工3、金留・工3、宮田・工3、小林・工2)

12:30 8+(山根・農4、渡辺正・医5、高村・経4、渡辺隆・M2、小山・農4、菊地・医4、島村・工2、芦立・医2、廣田・工2)

13:00 OBエイト

13:30 閉会式

 会場への交通など詳しいことは東北大学から発行していただいた案内状に記載してありますので、ここでは控えさせていただきますが、もし何 か不明な点でもございましたら、茨戸艇庫(0133−64−3044)、または主務松崎(090−8275−8295)までご連絡下さいますようよろしくお願いし ます。

 OBの皆様がこのレースに並々ならぬ期待をしていただいているのは十分承知しております。必ずやその期待にこたえ、貞山堀に春三月をこだまさせて見せましょう。ではご期待下さい。コンテナを譲っていただきました。OBの細谷明宏さん(S57)のご協力により、安価でコンテナを2つ譲っていただきました。これでまたさらに茨戸が整備され機能的になるのは 間違いありません。どうもありがとうございました。