ばらとの藻はみどり

2000年9月16日発行
〒061-3362 石狩市生振367 北海道大学漕艇部
0133-64-3044


新人戦結果報告

 10月6日(金)〜8日(日)にかけて開催された、第41回全日本新人選手権大会の結果を報告いたします。

M2x A:S田中(2) B大嶋(2)
M1x A:佐藤(1)
M1x B:柴田(1)
M4+ A:C三浦(2) S四十物(2) 3角力山(2) 2高田(2) B三木(2)
M8+:C飯田(1) S進士(2) 7白月(1) 6澤口(2) 5松井(1) 4辻(1) 3照井(1) 2柏谷(1) B桜木(2)
M2x B:S伊藤(2) B重岡(2)
M4+ B:C堀(1) S関根(1) 3松島(1) 2小浦(1) B相楽(1)
M4+ C:C山本(1) S井上俊(1) 3赤羽(1) 2井上親(1) B真田(1)
F1x A:林(2)
F1x B:瀬川(2)
F4+ A:C飛世(1) S瀧上(2) 3中村(1) 2北村(2) B坂上(2)
F2x A:S吉村(1) B北野(1)
F4+ B:C石田(1) S松本(1) 3安藤(1) 2宮長(1) B柏倉(1)
F2x B:S山本(1) B田中(1)
F1x C:広瀬(1)

左端からレーン番号、クルー、500mごとのタイム、着順です。

女子シングルスカル 決勝
1唐津商業高・中村2'03'284'09'546'17'198'27'207位
2北海道大A・林2'00'844'07'136'13'278'17'705位
3明治生命・山内1'55'963'57'966'00'498'02'962位
4中部電力・佐合1'53'913'53'515'54'407'54'80優勝
5鹿屋体育大・北岡2'01'194'05'516'07'978'08'853位
6瀬田漕艇倶楽部・徳永1'56'784'01'236'07'808'20'636位
7関西電力小浜・山口1'58'434'03'826'09'478'15'104位
8立命館大・三上2'01'724'12'466'22'908'32'828位
 
女子舵手付フォア 決勝
1北海道大A1'58'393'59'136'01'538'03'544位
2一橋大1'57'964'00'956'04'528'08'815位
3筑波大1'59'904'06'846'18'678'30'956位
4ソニー美濃加茂1'49'313'42'535'36'637'32'21優勝
5神戸大1'52'933'49'145'46'347'45'962位
6北海道大B2'06'174'21'816'56'359'18'868位
7金沢大2'04'654'12'946'41'218'50'767位
8近畿大1'58'763'58'335'58'807'58'873位
 
M4+A準決勝敗退
M2xA準決勝敗退
M1xA準決勝敗退
F1xB準決勝敗退
M8+敗者復活戦敗退
M4+B敗者復活戦敗退
M4+C敗者復活戦敗退
M2xB敗者復活戦敗退
M1xB敗者復活戦敗退
F2xA敗者復活戦敗退
F2xB敗者復活戦敗退
F1xC敗者復活戦敗退


 今年は全種目決勝進出を目指していましたが、決勝に進んだのはF1xとF4+のみとなっていまいました。1年目にとっては初めての全国レベルの大会であり、自分の現在の位置を確認し、遠征とはどんなものかがわかり勉強になりました。また2年目にとってもこの結果をこれからのモチベーションとして冬のトレーニングに励んでいき、夏のインカレにつなげていきたいと思います。

 また、今年も中部地方のOB・OGの皆様にはとても御世話になりました。皆様の御協力があったからこそ、こんなに大所帯の遠征を実現することができました。ありがとうございました。また、いろいろと至らない事があったことをお詫び申し上げます。


レース報告

今年もシングル 沈しなかったけど新人戦        F1x  林雅名子(2年目)

 去年にひき続き今年の新人戦もシングルでした。去年は敗復落ち。なので今年は4位以内、あわよくば表彰台、そしてできればその真ん中を狙っていきました。
 "予選は練習、だから何でもいいから漕いでみる"というのが心のモットー。レースプラン通りに漕いでみると、なんと予選突破。予選タイムは3位でした。いけるかも?と思いました。
 タイムカーブを作ってみると、自分は第3Qでぐわっと落ちていることがわかりました。「ここふんばろう、そのためにも前から漕ごう」と決めて挑んだ準決勝。第3Qからリズムが重くなりつつも、準決勝突破。しかし、タイムは予選よりも伸びず、5番手のタイム。調べてみると、第2Qから第4Qまでほとんど同じペースでひいていました。「イーブンペースで引けているからラストをあげていこう、自分の漕ぎをしよう!」と思って、3日目、蹴りだし。「バナナも食べた、オレジュー飲んだ、昨日銭湯行ったし大丈夫!」
 決勝。スタート。最初の1000Mはなかなか。ただ、1000Mで脚蹴りを入れた後から水中が重くなり、レートがイマイチあがらず、1750M位で一人さすも結局5着でゴール。
 最初の目標には達成しませんでした。優勝なんて程遠かったです。でもまだまだこれから。リラックスして自分で最高のリズムを作れるようになって、もっと速くなりたいです。
 最後になりましたが、最高のシングルを貸してくれた中山さん、コーチングしてくれた杉藤さん、遠征中サポートしてくれた谷敷さんをはじめとする先輩とマネージャー、その他大勢の人達にいっぱいいっぱいありがとうを言いたいです。
 本当にありがとうございました。

10/8  新人戦最終日 (クルーノートより)      F4+  瀧上慶子(S,2年目)


 これまでにやってきたことをだす日でした。前日の夜のミートは、彩子さんも参加してくれて、不安でいっぱいの私たちを勇気付けてくれた。すごく心強かった。レースプランを練りなおし、勝つイメージを持っていこうと、意思を統一した。私は、なにがなんでも同じリズムで漕いで、どんなことがあってもドロップダウンをする、というのも頭に入れた。

 私が腰痛で漕げず、全道にも出られず、函館に引っ越したために練習にも参加できず、ANNIオリジナルクルーで練習した期間が短くて、みんなには迷惑をかけてしまって、本当に、こんな私をのせてくれて感謝です。シングルでやれ、と言われてもいいくらいの迷惑のかけっぷりだった。そんな、クルーでも今まで速くなろうとしてきたのは、他のクルー(幸震とか。)にも負けないと思ったし、今までやったことしかレースで出せないし、今までにやってこなかったことはレースでも出せないし、やれるだけのことを、自分たちのRowingをやるしかなかったし。

 今だから、書いちゃうけど、この日の私の夢は、銅メダルを勝ち取るというものだったんです。夜中、うれしくて目が覚めたら、あら、夢だったのか、って思って。朝、起きて、みんなに言おうかどうしようか迷ったんだけど、やめておいた。変なプレッシャーになってしまってはいけないな、と思って。

 朝、レース食を食べて車の中にいる時間が、やたら長く感じて、緊張していたところ、後部座席の、3番の中村香織さんが、オレンジジュースを鼻から出し、Bowの坂上真知子さんが、白い陸上部Tシャツをオレンジジュース色に染め、2番の北村奈津子さんがむせて、緊張をほどいてくれました。朝食がなくて困っていたCoxの飛世有希さんは、中村さんからバナナをゆずってもらったりして、うれしそうだった。この人たち、いいなー。と改めて思った。そんな車内でありました。

 会場について、けっこう時間があって、漕手はゆっくりしていたんだけど、とび(飛世 )は、私たちの負担を少しでも減らすために、すごくがんばってくれていた。食べたり、飲んだり、着たりして、48.6kg→50.2kg。すばらしい。ばらとで、「水をいっぱいのんでみました」と言ってとてもグロッキーなとびを見て、私は、デットウェイトでよいから、元気なコールをしてほしいって言ってしまったんだけど、やってくれたね。ありがとう。

 レース時間が近づいてきて、アップを始めた。トイレに行った。ねじをしめて、ミートをした。「勝つイメージで」。よし行くぞ。そして、最終トイレに行った。それから、5人そろって、艇を運び出して、キック。見送りいなかったけど、気にするまい。

 レースウォームアップでは、相変わらず、私は水面をがしがしやっていて、Rate34まで上がらず、だったけど、なんだかスタ練うまくいった。今日は、いけそうだ、と思った。

スタートについて、リラックスを心がけた。何といっても、私が一番の緊張しいだから。旗を見てのスタートもうまくいき、大きく漕いで、けっこうきたかな、と思ったらまだ250mで、500mまで、やたら長かった。まあ、しばらくはリズムよく漕いで、途中でガタガタってなって、でもまた戻して、観客みんなの声が岸からギャーって聞こえて、何を言ってんのかは分からず、ああ、1750m辺りだね、と思って、1500mからスパートで、ラスト100mはMAXで、赤いブイがなんだか憎らしく思えて、息もたえだえゴール。

ゴールして、4位だった。あとから、いろんな人におしかった、と言われて、くやしくなった。メダルだったかもしれなかったのにー。と。

なっちゃん(北村)とまっち(坂上)、去年とは全然違う二人になっていて、私はびっくりしています。なんだか、頼れる二人になっているんですもの。

来年、リベンジしてください。とびとかおり。メダルだ。

茨水会報についてのお知らせ
H2入学の須田と申します。茨水会報の編集をしております。

本年の会報は従来より発刊を早めまして、11月中に皆様の元へお届けする予定にしております。

その会報への皆様のご寄稿を以下の要領にて募集いたします。内容は、レース観戦や現役への希望など、またボート以外のことでもまったく構いません。

また、現役からは既に来期の抱負として既に原稿を提出してもらっていますので、それに対するご意見・コメントという形でご寄稿いただいても結構です。(ご要望があればこちらから内容を送付いたします。)

ご寄稿を心よりお待ちしております。

長さ:2ページ程度(1ページ1600文字)
写真:掲載可能です。事前にご相談ください
締切:11月5日(電子メールで須田まで、a-suda@eng.hokudai.ac.jp) 

お問い合わせ先:
植村泰雄(S51入学 yasu_uemura@hkg.odn.ne.jp)
須田善行(H2入学 a-suda@eng.hokudai.ac.jp)

以上よろしくお願いします。

現役寄稿文

 今回のテーマは、精神力・体力と共にスポーツに必須の要素でありながらそれほど重要性を認識されていない「栄養」に焦点を絞り、日頃から栄養の摂取に気を配っていると思われる岸岡選手に文章を寄せて頂きました。

                               3年目  岸岡康博

 今回は、食事について書きたいと思います。スポーツ選手としての食事の重要性は、入部して以来何度となく聞いてきました。北大ボート部は、朝練後にエッセンがあり、練習後すぐ食べられるし、栄養もあり、おいしいし、とても恵まれています。あとは、日常生活の食事がしっかりしていればバッチリです。僕は、いろいろと気をつけていることはありますが、基本的なことをするようにしています。あえて書くとすれば、艇上にはバナナを持っていきメニュー後すぐ食べられるようにしています。また筋トレ後には、納豆と卵を人の目を気にせず食べています。あと牛乳は一日一リットル飲むようにしています。これは昔スポーツをやっていた父親に言われて続けています。だからバナナと納豆と牛乳は僕には欠かせません。なんかおかしな人に思われるかもしれないけど自分が体によさそうだと思ったことをしています。
 今、時の人であるマラソンの小出監督が言ったそうです。「世界一の食事をして、世界一の家に住んで、世界一のコースで練習して負けるはずがない。」と。僕たちは、自然に囲まれた茨戸で練習をして艇庫もあります。勝つためには勝つための食事をしていかないといけないと思います。

編集後記

 10月28日・29日に今年度最後のレースである「Head of the Barato」を控え、各部員がそれぞれの思いを胸にトレーニングに励んでいます。現役寄稿文でも取り上げましたが、日常の栄養摂取に対する部員の姿勢は様々であり、11月3日の納艇後、つまりエッセンが無くなってからの選手の体調が心配されます。エッセンは20品目以上を心がけ、煮物・炒め物・汁物・サラダを和洋中華取り混ぜて味付けと栄養素が偏らないように考慮してメニューを立てていました。シーズンを終えた後の栄養摂取は全て選手個人に任されることになりますが、エッセンと同程度を自力で補うのは容易ではありません。冬期の練習はシーズンに結果を出す為の大切な期間であり、食生活の重要性は変わりません。私達マネージャーは、基礎的な栄養学のレクチャーなどを行い、選手がそれぞれの目標を達成できるようになるための体作りをサポートしていきたいと思っています。 (編集・八ッ橋)